私たちは日々なんの気なしに消費活動をしている。
ティッシュペーパー、コンタクトの洗浄液、シャンプーなどを絶え間なく、買い続けている。
そういった企業は、基本的には需要がなくなることはないので、単純に考えると未来永劫儲け続けることができる。
そんな日常品を売ることを生業としている企業で、がっちり儲けている「ユニチャーム」という企業がある。
まあもちろんご存知の企業だと思うが、そんなに設けているのか?という印象だろう。
正直特に男性はあまりお世話になった記憶もないだろうし。
ただ、実際この会社の創業者である高原慶一朗氏はかなり稼いでいるのだ。
今回はそんな実業家、高原慶一朗氏に関して紐解いていきたい。
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目次
高原慶一朗(ユニチャーム社長)のwiki風プロフィール・経歴
出典:http://www.unicharm.co.jp/
高原慶一朗氏の気になるプロフィールは以下の通り。
誕生日:昭和6年3月16日
出身地:愛媛県
大学:大阪市立大学
経歴:関西紙業勤務
その後父が経営する国光製紙にて専務を務める
そして独立し大成化工(現ユニ・チャーム)を設立
ユニ・チャームは元々は木材をあつかう建材業社であった。
しかし現在のイメージはどうか。
生理用品やオムツなどを取り扱う企業というイメージではなかろうか。
ではなぜ取り扱う商品を思い切ってシフトチェンジしたのか。
きっかけは、流通視察のために行ったアメリカことであった。
その時何の気なしに入ったスーパーで、生理用品が山積みになっていたのに衝撃をうけたからであった。
当時の日本では生理用品は、お店の中で目立たないように陳列されており、このような日常は考えられなかった。
彼は、ちょうど新しい市場を開拓しようとしていたため、このアメリカの日常を日本に持ち込んでみたらいけるんじゃないか?と思い、思い切ってトライしたのだ。
もうこの時点で普通ではない。
だって、そもそも流通視察に行ったのに、その後の会社の命運を握るような事業を見つけてしまうのだから。
たぶん一緒に行った社員は当時呆れかえっていたのではなかろうか。
『社長、それは本来の目的ではないでしょう?早く視察先にいきましょうよ・・・。』
実際そうして去っていった社員もいるらしい。
高原慶一朗氏はこの何気ない行動で、何人もの人生を大きく変えてしまったのだ。
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高原慶一朗(ユニチャーム社長)の気になる家族構成。息子や妻は?
そんな高原慶一朗氏の気になる家族構成はどうなっているのか。
奥さんについては詳細不明であったが、ご子息が一人いる。
そのご子息の名前は、高原豪久氏。
現在のユニ・チャーム社長である。
なんと、今時世襲制とは・・・。珍しい。
元々彼は、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)に勤める銀行マンであった。
しかし後を継ぐために1991年ユニ・チャームへ入社。
そして、2001年に社長就任へと至った。
客観的に見てだが、親の会社を継ぐということは、少し抵抗のあることではないかと思う。(個人的に)
なぜなら、心無い人間が
「いいよなー、高原は。だってお前んとこのおやじって、ユニ・チャームの社長だろ?そんでそのまま継げるんだろ?いいよなー、人生楽勝じゃんかよー。」
とか言いそうだから。
ただ、これは決して私が個人的に思っていることではなく、あくまで世間一般的な意見なのでお間違えないように。
しかし豪久氏は、継ぐことに抵抗はなかったそうだ。
自分はそういう星のもとに生まれたので、これは仕方のないことだ。
親が築いた会社を継ぐ・・・これもまた人生だ。
といった具合に。
まあ、ここまで言ったかどうかは不明だが、こんな具合にすんなりと現在の地位についたそうだ。
勘違いしてほしくないが、彼は別に親の名声だけで社長を務めているわけではない。
彼は彼なりのやりかたで今の会社を盛り立て、現在も収益をあげ続けている。
そういった現状をみると、やはり豪久氏も優秀な人間なのだと言わざるを得ないのだろう。
“億万長者”高原慶一朗(ユニチャーム社長)の年収、資産はいかほど?
現在社長を退いている高原慶一朗氏の気になる資産はというと
約6720億(2015年)
だそうだ。
※フォーブスが発表したお金持ちランキング(日本人限定)で第5位
この額を見ても、庶民のみなさんにはあまりピンとこないだろう。
ちなみにサッカー界で世界トップの実力を誇る「クリスティアーノ・ロナウド」が、所属クラブ(レアルマドリード)からもらっている年俸が約20億。
つまり、高原氏はクリロナを300人以上も雇えるのだ。
高原氏が本気をだせば、本物の銀河系軍団を作ることができ、スペインリーグをぶっ潰すことも可能なのである。
(ちなみに、北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士選手なら2万5千人ほど雇える。その数なんと、桶狭間の戦いにおける今川義元の軍勢とほぼ同じ。)
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高原慶一朗(ユニチャーム社長)の「私の履歴書」「本」について
一流の経営者には、本を執筆するというあるあるがある。
もちろん彼もすばらしい本を世に送り出しているが、ここでは2010年の3月に日経新聞内で掲載されていた「私の履歴書」に関して書いていきたい。
その中身は非常に熱い内容だったらしく、熱い向上心を持つ者の心に響く内容だった・・・とのことだ。
中身としては
「今日の最高は、明日の最低」
「自ら成長することによって自分自身が成長し、その結果が成果へと結びつく」
とまあこんな感じだ。
私はネガティブな志向なので、『今日の最高は、明日の最低だよ!』なんていうキラキラした発想は出てこない。
なんて眩しいんだと、思わず思い切り瞼を閉じてしまいそうになる。
ただ、個人的にこういった発言をできる人は好きだ。
日本人は、こういったキラキラピープルのことを、嬉々としてたたきたがる傾向にあると私は思う。
はぁ?
何いってんの。
ばかじゃねえ?
と。
でも、そういった雑音を気にせず、ひたすら前を向き進むことができる人はマイノリティだし、素直に応援したい。
まあ、高原慶一郎氏に言わせてみれば、私の様な箸にも棒にも掛からない一般人から応援されても、「はあ?何言ってんの。ばかじゃねえ?」といった具合だろうが。
高原慶一朗(ユニチャーム社長)の名言
私の履歴書にもあったように、彼は数々の名言を残している。
「成功するまで続けることが、成功のコツ。」
当たり前のようだが、こういった思考になるのはとても難しい。
なぜなら、人は我慢できない生き物なので、成功する前に辞めてしまうからだ。
「昨日までは取り戻せないが、未来は青天井、現時点の決意いかんでどうにでもなる。」
過去を悔いるくらいなら、明日からがんばれということだろう。
こんなことを言う上司のもとで仕事をしたいものである。
先ほども言ったが、全体的にとにかく前向きなのだ。
果てしなくキラキラしている。
キラキラ度だけで言うと、miwaちゃんと大して変わらないではなかろうか。
※高原氏御年85歳、miwaちゃん御年26歳
たぶんmiwaちゃんも、このペースでいくと億万長者も夢ではない・・・かもしれない。